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矯正が必要な歯並びとは
以下の記述に当てはまる点があれば矯正治療の検討をおすすめします。
- 自身の歯並びの悪さがコンプレックスになっている
- こどもの歯並びが気になっている
- 食事の際、食べ物が噛みにくい
- 発音が悪い、はっきり発音できない
- 歯磨きしているのに虫歯や歯周病になりやすい
- 口臭が気になる。または指摘されることがある
- 顎の関節に痛みやだるさ、動きにくさを感じる
- 歯が折れたり欠けたりしやすい
上記のようなことがある場合、歯並びの悪さに起因している可能性があります。放置して悩みを持ち続けるよりも、矯正治療によって歯並びを整えてみてはいかがでしょう。歯並びが良くなれば健康面でのメリットが多数ありますし、自己肯定感も高まるでしょう。
歯並びが悪いと起こる問題点
歯並びや噛み合わせの悪さを放置していると、心身にさまざまなデメリットがあります。まず、歯磨きがしにくいことから歯垢や歯石が溜まりやすいので、虫歯や歯周病にかかるリスクが高まります。また、食べ物を噛みにくいので胃腸に負担がかかります。お子様の場合、噛む筋肉の発達が不足して口呼吸になりやすいというデメリットもあります。
しっかり噛めないことは唾液の分泌量低減につながり、お口に雑菌が繁殖して口臭が増える可能性もあります。
さらに、噛み合わせの悪さは顎関節症に繋がるので注意が必要です。歯並びが悪いと外観がコンプレックスになり自己肯定感も下がるので、周囲の人とのコミュニケーションが苦手になる場合もあります。
手術が必要な代表的な症例
一見して「噛み合わせが悪い」と感じる状態の中にも、「顎変形症」と診断される場合があります。上顎前突(いわゆる出っ歯)や下顎前突(いわゆる受け口)、左右のバランスが悪いことなどで飲食や発音に支障がある場合、矯正治療だけで対処できないと判断すれば、顎矯正手術を提案します。
ただし、顎矯正手術だけで噛み合わせを整えることは困難なので、手術を行っても矯正治療も併用することが一般的です。
一般的な矯正治療は健康保険を適用できないので自費診療となりますが、顎変形症と診断されれば、顎矯正手術は保険を適用することができます。
顎変形症かどうかは検査・診断が必要なので、可能性がある場合お気軽にご相談ください。
保険適用になる矯正治療
矯正治療は一般的には健康保険が適用できないので、自費診療の範囲で扱われます。しかし、以下のいずれかの条件にあてはまる場合は、健康保険を適用することができます。
- 生まれたときから口に異常があり、先天性の疾患と診断された場合
- 顎の形状や位置、大きさなどに異常がある顎変形症の場合
- 3歯以上の前歯が、永久歯萌出不全で咬合上の問題につながっている場合
なお、厚生労働省が保険の適用を認めている先天性異常は数十種類も存在します。また、保険適用で矯正治療を受けるにはまず診断される必要があります。そのため、ご自身やご家族が上記に当てはまる可能性がある場合、まずはお気軽に当院にご相談ください。